おっとりゆっくり、自然の中の暮らしの様子。
by madam-kuma
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雪のあとには…

めずらしく たくさん雪が降り続いて
じっとして過ごした 寒い日のあと
起きてみたら まぶしい 目の奥のほうまで光が届いた

晴れた 晴れた  あかるいよ
窓からの風景が いつもと全然違ってる

積んだ薪にも おおきな切り株にも 落ち葉にも
お砂糖がけのお菓子みたいに もったり白い雪がのり
道はぶ厚い真っ白なじゅうたん

いつも地味な姿の もみじの木の枝先には
雪解けのしずくがきらきら ちりばめられて 
ひとつひとつ 虹色に光を変えながら ゆれている
いくつもの光のイヤリングをつけてもらって
こんなに すてきなもみじの木は はじめて
もうすこし日を浴びていたら この飾りはなくなっちゃうんだね

暖かい日差しに そっと窓を開けてみる
さばさば さばさば  滝の音?
うちのそばには 滝も小川もないのに

となりの家の 屋根にのった雪が 
さばさば さばさば 滝になって どんどんとけるよ 
今だけ登場した 滝のある庭

あっちの家は 屋根瓦に雪解けの 小川ができて 
波打って光ってる

雪のあとには きれいなものが 用意されていて
そのときだけ  刻々と姿を変えていって
しばらくしてから見ると もう なくなっちゃうんだ

なくなっちゃっても がっかりしないよ
見たときのうれしい気持ちは ちゃんと わたしの中にあって
いつでも 思い出せる


  
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# by madam-kuma | 2008-02-04 11:56 | 考えたこと